PRIDE.31に行ってきた。
PRIDE.31に行ってきた。
カード発表の時点でチケット買ったことを後悔したが、実際に見てやっぱり後悔。
実に不満の残る大会。
第1試合 ペドロ・ヒーゾvsローマン・ゼンツォフ
正直どーでもよかったので、早く終わってくれて一安心。
第2試合 クイントン・“ランペイジ”・ジャクソンvsユン・ドンシク
狂犬の抜けてしまった歯はもう二度と生えてこないのか。
ランペイジのギラギラとした勢いがなくなってしまったのが悲しい。
「まだ見ぬ強豪」エイネモにかなり期待してたんだけど・・・うーむ。
鼻血が出る以前に、ファブリシオ相手に打ち負けてるようでは。
ボクシング必須なこの時代に、あのスタンドではトップ戦線に食い込むのは無理だな。
ああ、新たな「まだ見ぬ強豪」を探さなければ。
第4試合 高阪剛vsマリオ・スペーヒー
もうマスターズリーグなお二人。
お疲れ様でした。としか言いようがない。
第5試合 セルゲイ・ハリトーノフvsアリスター・オーフレイム
誰も望んでないときに限って完勝してしまうオーフレイム。
お前ってヤツは。
ああ、ハリトーノフ。
何たるマグロぶり。
ノゲイラ戦で「実は下になったら何もできないのでは?」という思いがよぎり、ファブリシオ戦でますますその思いは強くなり、今回オーフレイムを相手に全く下からの脱出を試みる素振りすら見せないその姿を見て、自信が確信に変わりました。
ああ、ハリトーノフ。
ニックネームを「ロシアの冷凍マグロ」に変更してしまえ。
休憩明け。
五味が登場。4月の武士道の宣伝。
てっきり藤田が出てくると思ったが、なにもなし。交渉難航か。
第6試合 ジョシュ・バーネットvs中村和裕
今日期待通りの仕事をしてくれたのはジョシュだけ。
中村のGP参戦を阻止してくれてありがとう。
第7試合 アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラvs田村潔司
田村は何をしに来たのだろうか。
「4点ポジションの膝蹴りを認めない」という持ちネタをやりに来たとしか思えない。
第8試合 マウリシオ・ショーグンvsマーク・コールマン
「謙吾を超えたー!」
とりあえず無差別級GPでコールマンvsシウバか。
第9試合 マーク・ハントvs西島洋介
これをメインにしてしまったPRIDEの今後を危惧せざるを得ない。
思惑通り「ハントとよく打ち合った!感動した!」的な空気になってたけど、いいのかそれで。
会場は大盛り上がりだったけど、全く乗れず。
あんなハントの愛撫を見せられても。
いや、洋介山が十分頑張ったのはわかる。
夢をあきらめず、頑張る姿は確かに美しいさ。
けど、少なくともメインでこれをやっちゃいかんでしょう。
「金子賢vsベネット」が視聴率良かったから、あれで味を占めてしまったのか。
エイネモは不発、ハリトーノフは完敗・・・
ヒョードルの対抗馬不在はいよいよ深刻に。
肝心のヒョードル自身もGPに出れない可能性あり。
そんな状況でどこに新たなテーマを見出すのか、と思ったら「よく頑張りました路線」に流れていきそうな雰囲気。
困ったもんだ。