MOTHER3 クリア後の雑感
MOTHER3、ついにクリア。
やた!
というよりも、せつない。
ストーリーもせつないだが、
何よりMOTHERが終っちゃったことが、せつない。
以下、激しくネタバレ
(かなり改行)
いやぁ、よかった。
最初からせつなすぎる展開に違和感を感じまくりだったけど、
終ってみれば、やっぱりMOTHERは素晴らしい。
想像力をかきたてるエンディングも俺としては文句なし。
とにかく素晴らしかったんだけど、期待を超えたか、というと、
んーーー。
やっぱり期待が膨らみすぎたな。この12年間。
もちろんMOTHER1とMOTHER2が名作すぎたことが大きな要因だけど、
始める前に読んだほぼ日のインタビューで期待がさらに膨らんでしまった。
ほぼ日刊イトイ新聞 - 『MOTHER3』の気持ち。
主人公が切り替わる意味を説明するのに
「ぼくから見たキミと
キミのお母さんから見たキミは
同じじゃないんだよ」って
糸井さんは言ってました。
この言葉に期待膨らみまくり。
あとプレイ途中で読んでしまった
「悪童日記」
「ふたりの証拠」
「第3の嘘」
これがいけなかった。
あえて主人公の双子の名前をリュカとクラウスにした意味を考えたら、いろいろと期待せずにはいられないだろう。
「ぼくから見たキミとキミのお母さんから見たキミは同じじゃないんだよ」っていう意味では3章までで、しかも内容的にはあまり重要ではない視点の切り替え。
4章以降はずっとリュカから見た世界だったから、後半は絶対クラウスが主人公になると思ったんだけどなぁ。
そもそもクラウスの物語が足りない。
最初はリュカとクラウスの二人である程度冒険させるべきではなかったか。
ヨクバ、ポーキー、そしてクラウス。
その3人から見た世界ももっとしっかり描いて欲しかった。
8章の「END?」のあとで、普通に9章がはじまる。
ヨクバ、ポーキーから見たあの世界。
そして最終章の主人公はクラウス。
最後は8章のラストバトルをクラウス視点から描き、また「END?」に戻る。。。
で真のエンディング。
みたい感じで、間違ってまた「MOTHER4」作ってくれないかね。
あぁ、終ってしまったのがホントにせつない。
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