「若冲と江戸絵画」展 - モンバーバラの獅子舞

海外でも通用する芸術は、やはりみんな違和感というか引っかかるものがある。
エネルギー溢れすぎてて、受けきれないというか。
岡本太郎や藤田嗣治もそうだが、伊藤若冲ももうなんつーかビンビンだ。

気に入った作品をいくつか。
紫陽花双鶏図

鷲図

鶴図屏風

鳥獣花木図屏風

構図がバツグンだし、ディテールまで完璧だし、デザイン性高いし、ポップ。
いろんな作風があったけどどれも突き抜けてて見てて本当に面白い。
鳥獣花木図屏風はなんかほんと異常。
（ちなみにこれ、ホンモノじゃないという説もあるようだが、まぁいいや）

若沖以外の作品もかなりよかった。
特に気に入ったのは、長沢芦雪の「白象黒牛図屏風」
屏風いっぱいにデカい牛と象。
どれくらいデカイって、これくらい。

ゲェー、象の超人！
・・・これじゃ全然わからんね。

ド迫力なバッファローマンとマンモスマン。
ワイルドさの中に、かわいらしさもあり。
牛のとこにいる白い犬。よく見るとクマーそっくり。
ちなみにロビンと一緒に真剣勝負をしているのは、屏風型のポストカード。
こんな形のポストカードも初だな。2枚1組で400円。思わず購入。
長沢芦雪ではこれもいい。

どれも力強い。