『スーパーエッシャー展』
Bunkamura ザ・ミュージアムで行われている『スーパーエッシャー展』へ
平日朝10時の時点で、チケット買うのにもう列が出来ていた。
休みの日に行ったら大変だな、これは。
エッシャーといえば「騙し絵」と「正則分割」が有名だが、
今まで知らなかった初期の作品も充実。
イタリア時代の作品(特に『夜のローマ』シリーズ)はよかったなぁ。
エッシャーの代表作「滝」「物見の塔」などのだまし絵や
正則分割の名作「昼と夜」「円の極限」はずーっと見てても飽きない。
(どうでもいいけど「正則分割」をキン肉マンで作りたい。)
作品以外では、DSLiteを利用した案内も気になるところだったが、
タッチペンで作品の見たいところ拡大できたり、作品の見所や
鑑賞ルートも明確になり、これは音声だけのガイダンスより
わかりやすくていい。これは他の美術展でも取り入れたほうがいいのでは。
(ゲーム以外のこういう用途のときはペンじゃなくて指で
タッチするようにしてくれたほうが助かるな。ペン邪魔。)
テレビ画面にタッチして、「メタモルフォーゼ」などの作品が
動かせる仕掛けも面白かった。
「深み」をCG化した作品などもカッコイイ。
作品を集めたDVDもいいけど、見るだけじゃなくて動かせたり
インタラクティブにいろいろできると、美術を楽しむ可能性が広がるのでは。
Wiiで、美術作品が見れるようなアートシリーズみたいなの
出してくれないかな。単純な脳トレはもういいだろう。
最後に「だまし絵フィギュア」のガチャガチャがあったのでやってみたが、
「でんぐりでんぐり」が出ないで残念。
エッシャーのオフィシャルサイトでも作品が見れるが、
やはりぜひ生で見ていただきたい。