国立新美術館

国立新美術館へ行ってきた。

まず黒川紀章が設計した建物自体の感想から。
外見はカッコいいんだけど、美術館としてのユーザビリティが低い。
これは建物だけじゃなくて、見せ方の問題だと思うけど、
どこが展示室の入り口かわかりにくい。
迷う人が多いからか、「展示室の入り口はこちら」的な紙が、
あちらこちらの壁にペタペタと張られまくり。せっかくの箱が台無し。


そして、広すぎる。
まず1階で国立新美術館開館記念展
「20世紀美術探検―アーティストたちの三つの冒険物語―」
を見たけども、途中でしんどくなった。
フロアが広いのに、途中で休憩する椅子も少ないし、
全体の中でどこにいるのかもわかりにくいから、
あとどれだけ続くんだよ・・・と不満が募るばかり。


まだできたばっかりということもあるだろうけど、
今後はもっと利用者のことを考えた見せ方にしていただきたい。