あの「頭山」がYouTubeで見れてしまう

平成14年度(第6回)文化庁メディア芸術祭 優秀賞受賞。
第75回アカデミー賞短編アニメーション部門にもノミネートされた
「頭山」がYouTubeで見れてしまう。

ずっと見たかったから嬉しいんだけど、
これ、そのままアップしちゃってていいのか?
とテレビ番組がアップされているのを見てもあまり感じない罪悪感が。
なぜだろうこの感覚。テレビと違い、作者になんか悪い気がする。


YouTubeに「頭山」アップされていることについて
作者の山村浩二氏が自らのブログにすでに書かれている。
本人は違法アップロードに気づいているが、黙認状態のようだ。

共有財産にしたくないなら墓場まで、心の中にしまっておかなければならない。

僕は能天気な所があるから、面白い物ができたら、ただただ多くの人に見て欲しくなってしまうのだが。

作り手のこのような思いは興味深い。
というか、ブログですらそうだけど、作ったものを
より多くの人に見て欲しいと思う気持ちは多くの人が抱くはず。
ましてプロとして作品を作っているならなおさらだろう。


以前にも書いたが、メディア芸術祭とかで見れる映像作品はもっとWebで
見れるようにしたほうが作者にとってもいいんじゃないかと思うんだけど、
そうはいっても作者もその対価を得なければならないわけで、
その辺がやはり難しい。
YouTubeにそんな機能が欲しいところだが、まぁその前にDVD買うか。

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山村浩二

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